1日1レネクトン

たまにレネクトンについての何かを書くブログ

アイテムビルドの考え方

今回は(いい動画が撮れなかったので)、アイテムビルドの考え方について僕が思っていることを書きたいと思います。

 

まず、「何のためにどのようなアイテムを積むか」という根本的な点についてですが、まず第一に「対面に1v1で勝つため」にビルドします。スプリットプッシュをすることになるADファイターは、対面に1v1で負けていては話になりません。1v1で既に優位を築いている時は敵jgも入れた1v2のことも考えてビルドしていきます。

これ以降は具体的な話をしていきたいと思います。まず必須アイテムは、ブラッククリーバーとGAです。これら2つは必ず積みましょう。以下はアイテム1つ1つの強みと有効な状況を書きたいと思います。

・ブラッククリーバー

HP、AD、CDR20、AR割合貫通を得る。ADファイターに必要なものがすべて揃っている。必須。一部の対面を除き1stで積む。

・タイタンハイドラ

HPが増え、Wコンボのバーストの向上を狙える。最大HPによりダメージがスケールするので防具と相性が良い。対面を選ばない。味方がタンク不在の時に積む。

・ラヴァナスハイドラ

高いAD、LSを得る。ミニオンを通常攻撃することで回復できるようになるため、遠距離チャンプのハラスをほぼ無効化できる。対面を選ばない。味方にタンクがいる時に積む。

・サンファイアケープ

AR、HPが上がり、周囲に魔法ダメージを与えるという特性をもつ。レネクトンはR以外全て物理ダメージであるため、魔法ダメージを獲得できるのは大きい。張り付いて攻撃してくるADチャンプに対して積むと効果が大きい(イレリア・トリンダメア等)。対面とjgがADの時は必ず積む。

・エクスキューショナーコーリング

回復低減デバフを付与することができる。トップレーンにおける最重要アイテムと言っても過言ではない。回復パッシブ・スキルを持っている、あるいはLSを積むチャンプに対しては必ず積む(イレリア・フィオラ・マオカイ・ダリウス・イラオイ・トリンダメア等)。GPに対してのみ不要。敵にソラカがいる時にも積んだ方が良い。

・靴の選択

対面がAAチャンプの時・対面JG共にADの時は足袋、対面がタンク・CC持ちメイジの時はマーキュリーを積む。それ以外の時は敵の構成を見て選びたいが、試合展開や敵の育ち様にも左右されるので、判断が難しい時は1靴で据え置きにしてもよい。

・マルモティウス

AD、CDR10、MR、瀕死になると魔法ダメージに対するシールドとADASLS上昇バフを得る。敵APチャンプのダメージ計算を狂わすことができる。対面がメイジの時には必ず積む。敵のミッドが育ってる時にも有効。

・王剣

AD、AS、LS、通常攻撃に対象の最大HPの割合物理ダメージを付与する効果を得る。対面のタンクに対しビハインドを背負っている時のみ積む。マルファイトに対しては有効でない。

・フローズンマレット

AD、高HP、通常攻撃にスロウを付与する効果を得る。サンファイアと相性が良い。逃げる手段に乏しく、かつ殴り合いに持ち込めば勝てるチャンプに対して有効(イレリア・ダリウス等)。サンファイアの後に積むことになり、優先度が低い(ビルド例:ブラッククリーバー→2靴→サンファイア→フローズンマレット)。大体の場合はタイタンを積んだ方が強い。

オーメン

HP、AR、アクティブによるAoEスロウ、Critダメージ割合低減を得る。Critダメージ低減のパッシブはユニークではないので、Critチャンプ(CritADC、ヤスオ、トリンダメア、グレイブス等)が複数いる時は、複数積みも選択肢に入る。

Critチャンプに対して有効。レーニングフェイズではサンファイアに軍配が上がる。

・GA

AR、MR、復活効果を得る。集団戦における最強アイテムの1つだが、レーニングフェイズで積むことはない。4・5手目に積む。

・スピリットビサージュ

HP、MR、CDR10、HP回復効果割合上昇効果を得る。敵のAPが強く、回復低減アイテムを積んでいない時に有効。レーニングフェイズにおいて積むことはない。

・ウィッツエンド

AS、MR、通常攻撃に魔法ダメージとMR吸収効果を得る。対面がAPタンクで、敵のチームのAP色が強い時に有効(対面はARを積んでくるが、ウィッツエンドで与えるのは魔法ダメージであり、またサンファイアが有効でないから)。積む場合はブラッククリーバーの後で、ウィッツエンドの後には必ずGAを積む。

・デッドマン・ステラック・他

いらないと個人的に思います。どのような状況でも、他に有用なアイテムが必ずあります。

 

個人の所感は以上です。初心者・中級者の方はいつも同じビルドをしがちですが、対面や敵のチーム構成によってビルドを変化させることは重要です。また、アイテムにはそれぞれ有効な状況があるので、1つ1つの効果と特徴を把握しておきたいですね。

vs タムケンチ

また1日空いてしまいましたね。すみません。

今回はvsタムケンチのマッチアップについて書いていこうと思います。

 

まず、タムケンチとはどのようなチャンプなのか確認しましょう。

タム・ケンチ(Tahm Kench) - LoLJPWiki

パッシブ:通常攻撃に魔法ダメージ付与 スタックに応じて魔法ダメージは増える スタックによってスキルにQにスタン効果付与、Wが使用可能に

Q:長射程単体方向指定攻撃 魔法ダメージ スタックMax時スタン

W:飲み込んで吐き出す 対象の最大HPの割合魔法ダメージ ダメージおかしい

E:ダメージの一部をバリアに変換

R:長距離移動 1人のみ付随可能

長所:殴り合いが最強クラス Rによる素早いレーン復帰・ローム能力

短所:プッシュが遅い

 

特筆すべき点があるとすれば、殴り合いがものすごく強い(Wで飲み込まれると死ぬもしくは瀕死になる)ので、機動力を活かして殴り合いに持ち込ませないようにしたいですね。またプッシュ力がないので、プッシュして敵のタレット下に封じてしまうのも手です。

レネクトンはプッシュ力があり、Eによりヒットアンドアウェイにも優れているので、基本的にプッシュして、敵タレット下でハラスしていく形が好ましいです。ただし、ガンクの危険性がとても高いので、きちんとワードを置いて、ワードがない時間帯や危険な時間帯には素早くプッシュしきって下がる判断が重要です。

ビルドは通常通りブラッククリーバー→ティアマット系列ですが、早めに靴を完成させたほうがいいです。敵の方が移動速度が速い場合、強引に殴り合いに持ち込まれた時に逃げきれなくなります。また、敵が羽靴を積んできた場合は、こちらも羽靴を購入することを視野に入れましょう。ただし、レーンでアドバンテージを得ている場合は羽靴でなくマーキュリーでもかまいません。集団戦におけるパフォーマンスはマーキュリーのほうが高いです。

動画を撮ったのでよかったらどうぞ。

www.youtube.com

中盤以降の動き

間が空いてしまってすみません。

今日はレネクトンの中盤以降の動き方について解説しようと思います。

 

・20分まで

20分までの時点では、トップレーンから離れない方がいいです。レネクトンはレーニングで有利を得ることが多く、レーンに居座ることでその有利を広げることができます。下手なスワップロームで成果を出せない場合、対面との差が縮まってしまいます。なので、特にテレポートが上がっているときはレーンに居座った方がいいです。

レーンに居座る際に気をつけなければいけないのが、敵JG・ミッドの動向です。ミッドが見えない場合、基本的にトップが狙われているものだと思いましょう。セカンドタレットの前までミニオンを押した後、敵ジャングルにワードを置きに行きます。僕はコントロールワードを手前のブッシュに刺して、トリンケットを適当に刺してます。

 

・20分以降

20分以降は、TP持ち共通の役割としてボットのプッシュを担当することになります。この時にボットに複数の敵を呼び寄せ、味方にバロンを行わせることによって、フリーバロンを狙うことができます。これの応用として、複数の敵がボットに寄っていることを察知した瞬間にバロンにTPをすることで、より安全にバロンを行えます。積極的に狙って行きましょう。

20分以前と同じようにセカンドタレット前まで押した後、ワードを置きに行きます。置き方も20分前と同じです。

自分の方に複数の敵が寄っている時は、バロンにピングを連打しましょう。しかしここで自分が死んでしまうと、敵のトップがバロンにTPして4vs4になってしまいます。逃げれる時に逃げるのは当然ですが、逃げられない時はできるだけ時間を稼ぎ、あわよくば敵のトップと相討ちを狙います。

また味方がバロン周りの視界を取れているか、デワードできているかについても気を配りたいところです。視界が取れていないなら4vs3の状況でバロンを行わせるのはリスキーすぎますし、逆にデワードが完全にできているなら4人でもスニークバロンが可能です。なので、バロン周りの視界で有利を取れているなら敵を呼び寄せるような無茶なプレイを行えますが、取れていないなら敵を呼び寄せたところでバロンを行えないのでただのハイリスクなプレイになってしまいます。視界周りのチームの動向については、チャットで連携を取りながら方針を決めていきたいですね。

 

TPが上がっていない時

TPが上がっていない時は、自分の担当するレーンをプッシュレーンにした後に味方に合流します。自分がプッシュを行うために味方の元を離れなければいけない時は、TPがないことを伝えた上で警告ピンを鳴らしましょう。TPがない時にひたすらスプリットプッシュをするのはもったいないのでやめましょう。レネクトンのスプリットプッシュは強力ですが、集団戦もかなり強い部類です。

 

今日はここらへんで終わります。本来ならば次回は集団戦について解説するつもりだったのですが、正直文字ばかりだと僕としてもつまらないのでやめます。なので、明日からは特定のチャンピオンに対するマッチアップについて解説します。その日にプレイしていて対面だったチャンプを選ぶので、誰になるかは未定ですが、解説動画を撮るつもりです。

レーニング

3日目の今日は、レネクトンのレーンについて話していこうと思います。

 

・レベル1

レベル1のレネクトンは弱いです。なので自分からトレードしにいくのはやめて、敵がトレードをしかけてきたら反撃するという形にしましょう。レベル1がとても強いチャンプに対してはCSを落として安全にレベル2になるのも選択肢の1つです。

基本的にはQをとります。イレリアとリヴェンに対してはWをとります。安全にミニオンを殴れる状況なら通常攻撃で殴っておきましょう。フューリーを貯めておくことで今後を有利に進めることができます。

 

・レベル2

レベル2のレネクトンは強い部類に入ります。僕は基本的にWをとりますが、ガンクが強力なジャングラーが敵にいるときはEを取ったほうがいいです。

Wをとった場合、フューリーをためてからWを当てに行くことを意識しましょう。フューリーが溜まっていない時のWは弱いので、まずはフューリーをためましょう。フューリーWを当てに行けた場合、ミニオン状況やJG状況にもよりますがキルできることが多いです。

ワードを置くのを忘れないようにしましょう。

 

・レベル3

レベル3のレネクトンは強いです。1つ目のパワースパイクをむかえています。ただしガンクを受ける危険性が最も高まる時間でもあるので、敵味方JGの動きには注意を払う必要があります。

トレードを仕掛ける場合、基本的にはフューリーを貯めた後Ein→通常攻撃→W→通常攻撃→Q→通常攻撃→Eとなります。フューリーが溜まっていないがキル圏内である場合はEinの後にQと通常攻撃でフューリーを50以上にしてからWを入れましょう。

ダイブでキルを狙う際にはまずフューリーを50以上にしてからフラッシュインからWで入るのが最も安全です。

 

・レベル4~5

この時間帯のレネクトンは強い部類です。あまりガンクされない時間帯でもあるので、勝てると判断したときはEinで積極的にトレードしてもよいでしょう。それ以外は基本的にはレベル3と同じです。

 

・レベル6以降

レベル6以降のレネクトンは強いです。これ以降はQハラスで敵のHPを削ったあとにREinからのダイブでキルを狙えます。より安全に狙いたいなら味方JGを呼ぶのも有効です。また、R使用後はフューリーが継続的に上昇するので、WとQの両方にフューリーを使用することを意識しましょう。REin→FuryW→通常攻撃*n回(フューリーを50以上にする)→Q→Eという感じです。R使用中の殴り合いは最強クラスの強さなので、敵が不用意に前に出てるのであれば、積極的にキルを狙っていきましょう。

 

軽い解説動画も撮ったのでよかったら見てください

youtu.be

 

明日はレーン終了後の立ち回りについて解説します。

 

ゲームの進め方

2回目の今日は、レネクトンのゲームの進め方について書きたいと思います。

 

1.レーニング

レネクトンはレーンで強く、レーニングフェーズでどのくらい対面より強くなれるかで今後の活躍の度合いが決まってきます。一部の相手を除き、ほとんどのチャンプに五分以上の相性をとれ、そのような相手に対してはこの段階で差をつけておきたいです。

レーンは基本的にプッシュします。対面にロームを許さず、JGのガンクを避けれるようにワードを奥に刺しておくことが理想です。プッシュしておくことによって、味方のJGの動きに合わせやすくなり、ボットなどの離れた位置へのTPもしやすくなります。また、Qで敵チャンプとミニオンを巻き込むことにより、HPを回復できレーン維持をすることができます。対面のHPを十分に削ったら、敵のJGの場所を確認したのちにダイブしてもよいでしょう。レーニングの細かなポイントは明日書こうと思います。

 

2.中盤以降

トップのタワーが折れた後は、TPがある場合は目標とするオブジェクトの対角にあるレーンをスプリットプッシュ(1人で素早くレーンを押し上げること)します。レーンで充分に差をつけれているならば、敵はレネクトンに対して1人でタレットを守ることは難しくなっているので、複数の人数を対処に割かなければなりません。その時に、味方はオブジェクトにアプローチすることができます。ベストなのは、複数の敵が自分の方に寄ってきたタイミングでオブジェクト近くにTPすることです。これはバロンを取るときに有効な戦術になります。

TPがない時は、オブジェクト近くのサイドレーンをスプリットプッシュしていつでも寄れるようにしておきましょう。

 

3.集団戦

集団戦に参加する時、レネクトンはTPで敵の後衛に飛び込むことが多いです。この時、できるだけEは温存し、敵のキャリーがフラッシュや移動スキルを使ってから使うようにした方がいいです。Eを避けられると、とれる選択肢が一気に狭まってしまいます。気をつける点といえばそれくらいで、敵キャリーにスキルを全部当てて殴ればいいと思います。ただ、味方のキャリーがピールを必要としていて、かつ彼らを守りきれば勝てる構成の時は敵の前衛の対処に向かうのも有効です。構成や誰が育っているかを確認して、集団戦前にある程度プランを立てておくといいと思います。

 

明日からはここらへんの内容を深く掘り下げたいと思います。明日はレーニングについて書きます。もし暇だったら動画を添付するかもしれません。

レネクトンとは

今日は、初めての記事なので、初歩中の初歩である「レネクトンってどういうチャンプなのか?」について書こうと思います。

レネクトンはADファイターのトップチャンプで、スキル構成は以下のようになっています。

 

パッシブ フューリーゲージによるスキル強化

Q 範囲攻撃 回復

W 単体スタン 通常攻撃扱い

E 短距離リープ 2回使用可能

R 巨大化 HP・射程増加

 

やはり特筆すべき点はパッシブスキルのフューリーによるスキル強化で、どのタイミングでスキルを打つのかがこのチャンプをうまく扱う鍵になっています。そんなレネクトンの長所と短所はこんな感じです。

 

長所

・レーンで強く、ガンクも避けやすい

・ADファイターの中では集団戦が強い

・火力からタンクまである程度こなせる

・ビルドの幅が広く、チーム構成に柔軟に対応できる

 

短所

・レーンでは遠距離チャンプに弱い

・レーンで負けると役割を持ちづらい

・器用貧乏

 

味方の構成に合わせやすいので、無茶な構成になりづらいのは大きな利点だと思います。ただし、対面が遠距離チャンプだと本当にキツイ(ティーモ クイン ケネン ブラッドなど)上、レーンで負けるとできることが少なく、先出しするのはかなりリスキーになってしまうので注意が必要です。

 

明日はレネクトンのゲームの進め方について書きます。